【隠れた名作】親を大切にしたい気持ちを呼び起こすおすすめ感動映画・ドラマ一覧
親孝行が大事だと思っていても、なかなかそんな気持ちになれないときがあります。
そんなときに見てほしい『親子の絆が描かれた感動する映画』のおすすめを紹介します。
父と息子の感動映画『山の郵便配達』
ポン・ヂエンミンの短編小説『那山 那人 那狗(あの山、あの人、あの犬)』を原作として制作された映画。
舞台は1980年代初頭の中国。
長年、山間部の農村に手紙を配達し続けた郵便職員の父が、歳を重ね体を壊したことをきっかけに引退を決意。
父を引き継ぐため、初めて配達に向かう新人配達員の息子と、過酷な山を乗り越え手紙を届けるロードムービー。
のどかで美しく落ち着いた世界の中で、父と息子、手紙を受け取る人々の心情が丁寧に描かれているのが印象的。
いつも家に居なかった父が、山でどんな仕事をしていたのか。
家では一度も見せなかった父の姿が、郵便配達の旅を通じて明かされていく。
劇中、川を渡るシーンは必見。
知る人ぞ知る父と息子の隠れた名作です。
1999年、中国金鶏賞最優秀作品賞ほか多数の賞を受賞。
父と息子の感動映画『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』
全世界で大ヒットのロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー14」の世界。
今まで仕事一筋だった父が突然会社を辞めたことをきっかけに、息子が子供の頃、父と一緒に遊んだ思い出のゲーム「ファイナルファンタジー」の世界に父を誘う。
ファイナルファンタジーの世界ではベテラン冒険者の息子は正体を隠しながら、新人冒険者の父と出会い、仲間たちと共に冒険を重ねていく。
二人の冒険の先で明かされる父の秘密と本音。
実写とファイナルファンタジーの世界観が見事に調和した、実話を基に作られた感動作です。
父と息子の感動映画『オーロラの彼方へ』
1969年、息子がまだ小さい子供の頃、消防士だった父が勤務中の事故で亡くなった。
あれから30年後の1999年、30年ぶりにアメリカでオーロラが観測される。
息子がクローゼットを整理していると、父が愛用していたアマチュア無線機が見つかり使ってみると、謎の声が聞こえてきた。
その声は、30年前に亡くなったはずの父親だった。
オーロラが輝くわずか1週間の間だけ、父と息子は互いに語り合う。
「君の名は。」などにも影響を与え、後世の名作に続く原点となるような父と息子の感動作です。
父と娘の感動作『山中センチメンタル・ジャーニー』
結婚を控えた浅見樹里は、20年前に離婚で別れた父・辰巳に披露宴に出席してもらおうと20年ぶりに石川県、山中温泉へ向かう。
石川県、山中の地は、木から器やお盆などを形作る「木地」の名産地。
父は山中で「木地師」として働いていており、幼い頃の樹里は楽しそうに木を削る父の姿が大好きだった。
しかし数年ぶりに工房を訪ねてみると、父は木地師を辞め、酒をあおる日々を過ごしていた。
一度は家族を捨て、木地師の道を選んだ父。
家族だけでなく大切にしていた仕事すらも捨てた父を受け入れられず、工房を飛び出してしまう。
父と娘がおりなす様々な葛藤と秘められた想い。
知る人ぞ知る、NHKラジオドラマの隠れた名作です。
母と息子の感動映画『遠き落日』
歴史上の偉人、野口英世と母の人生を描いた物語。
貧しい農家に生まれ、左手に大火傷を負った少年・野口清作は、アメリカへ渡り世界的な細菌学の権威・野口英世となった。
ある日、英世のもとに無学で字が書けないはずの母から手紙が届き、15年ぶりに帰国した英世は母と再会するが…
野口英世と母が息子を想う愛の物語です。
思い出の名作は何年経っても色褪せないものです。
親子を描いたあなたのおすすめの映画や作品があったら、ぜひご感想で教えてください。